主人公が地元の田舎に帰省してくるところから始まるが、ロングショットの奥からバスが現れる瞬間にまず驚く。局所的な音楽の使い方や、明らかに様子がおかしい幼馴染みの振る舞いから、不穏な暴力の予感が付き纏う…
>>続きを読むセルジュが全然美しくない苦笑 シャブロル監督の長編デビュー作だが、清新な技法というよりは物語の大胆な生々しさが作品を引っ張っていく感じ。ヌーヴェルヴァーグ的な要素を期待して観たのでそこはガッカリ。…
>>続きを読む初期ヌーヴェルバーグの長編。
勉強してからもっかい観ようかな。
田舎に戻った主人公が酒に溺れ堕落した幼馴染と再会する。
かなり詰んでて希望もない人々を描く。
若い人がカメラ持ってんだから、そりゃそい…
美しきセルジュを鑑賞して、感情の揺れを「笑い」で表現する深さに心を打たれた。物語終 盤、アル中となったセルジュが子供が生まれる前に浮かべた、乾いたような絶望の笑い。そ の笑いには、人生への諦めと自分…
>>続きを読む「それはやめた方がいい」と言っても全然聞いてくれない人はしばしば居るが、自分の価値観や倫理観と違うからといって、それを正そうとするのが絶対によいこととは限らないのだと感じた。
結核を患ったうえ、ま…
・シナリオ(構成、セリフ) 0.1/1.0
・撮影、音楽、音 0.6/1.0
・どれだけリアルか(演技力) 0.4/1.0
・自分自身に残る(1週間後) 0.2/1.0
・感情移入(観ている間の感情…
こう言う話は好きな上に見たいシーンが全部あって最高
随分と男の身勝手な話すぎるのはあるけど
撮影はアンリドカエらしい
だからあんなにカット1つがたまらないのか
シャブロルの演出もすでに貫禄すら感じる…
『いとこ同士』を先に見ている自分としては主役2人の共演に胸が熱くなった。両方を観た上で言えば本作では恋人を妊娠させて酒に溺れてしまった男が、『いとこ同士』では真面目に進学して都会のパリで快適に暮らす…
>>続きを読む28歳のシャブロル監督のデビュー作。まだクセのある内容ではないけれど、繊細な心理描写とアンリ・ドカエによる映像の瑞々しさが印象に残りました。
何もないフランスの田舎の村。この村を出なければ裕福には…