2021/10/27
監督 ジョエル・シューマカー
ジム・キャリー
ヴァージニア・マドセン
【妄想の果て】
ある小説の影響で「23」という数字に囚われ次第に常軌を逸していく男と、やがて明らかになる衝撃の真相を描くスリラー。
V・マドセンでもう一本。
世間的にはどちらかというとコメディ俳優のイメージが強そうなJ・キャリーだが、個人的には「マスク」も「トゥルーマン・ショー」もコメディでありながら、どこか狂気を感じさせる役者で、本作の役どころも特に違和感はなかった。
家族も含めて「23」という数字に拘りすぎて、やがて殺人事件にも巻き込まれていく主人公、その真相は、予想がついてしまった、スリラー映画を見すぎるとついつい真相を考えすぎてしまうのは悪いクセです。
それでも名匠J・シューマカーによるスリラー演出は、やはり見て損の無い一本ではあると思います。
鑑賞日 2008年頃 DVDにて