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ナンバー23のSNLのレビュー・感想・評価

ナンバー23(2007年製作の映画)
3.5
2008年に書いたブログのコピーです。(記事中におススメ書いてあるから評価4なんだけど観たこと覚えてないので3、5。覚えてないの多すぎるヤバイ)

ナンバー23 ドキドキした お勧め


「あんまり評判聞いたことないので、面白くない映画かもしれないけど
1時間40分って短いからこれみようか~」と、夫と話、昨日夜中に見始めた映画。

「どんな数字も、単語も、すべて23になる」という妄想にとりつかれた主人公の話。

たとえば、
2月3日は23だし、
1013年も、10+13=23
1085年も、10+8+5=23
名前や単語も、アルファベットに割り当てた数字を操作して結局23にする。
(映画内で、23にならない名前も存在するようなので、何かしらルールはあるのかも)

笑える~。
昔、切符を買ったら、暇つぶしに切符に書いてある4つの数字で10になるように計算したよね~。
と、こじつける主人公を馬鹿にしてみているんだが、
ときおりぞっとする。主人公が怖くなる時もあるし、自分自身にあるあるっておもったりするからだ。

私は、自分の誕生日の数字が目に付く。k月mn日生まれなんだけど、時計をふとみると、k時mn分なことが多い。
それを15年ほど前、サラリーマンで研究に近い開発部署にいた私は、先輩(理系男性、というか理系男ばっかりだった)に話した所、その先輩がいいこと言ったんだ。正確な言葉は忘れちゃったけど。
すべての数字(時計が示す時間やその他いろいろ)を均等に、目は見ている。
自分が意識していない数字の時は、見ても、何のフィードバックも起こらない。
でも、自分が意識している数字の時、見ると、「あ、またこの数字だ」と、脳にフィードバックを起こす。
記憶には、「自分はkmnの数字を良く見る」というかたよった情報が残るのだ。

そんな会話をした奥底の記憶もよみがえり、、、
私も、デジタル時計を見ると、目の前でk時mn分に変わる瞬間を見ることがある。あのシーンでドキッとしたりしたのだった。

終盤の始まりは、ドキドキして心臓がつかまれる感じがしたし、見終わってからは、夫とあそこはどうだったの?と疑問点を話し合えるなど、映画が終わっても楽しめた。
期待しないでみたせいもあるだろうが、なかなか拾い物映画だ。お勧めだ!!


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主演はジムキャリー。ご存知コメディアン。
コメディを考えながら見ちゃうと、違う映画になっちゃうと思う。(ジムキャリーが本の主人公フィンガリングを演じるところとか、往年のジムキャリーファンは、つい笑いたくなりますが、、)
監督は、ジョエル・シューマカー。
セントエルモスファイヤー、フォーリング・ダウン、フォーン・ブース(みんな好き)
バットマンフォーエバー、バットマン&ロビン(普通)
そして、INXSの「デビスインサイド」のプロモーションビデオを撮ってるらしい。私、この間INXSの記事書いたばっかりだ。つながってるなぁ。

ここからネタバレ含みます。
(続きを読む、クリック後にします) すべてにおいて、筋が通っている。犬の行動が科学的じゃないが、ここは、オカルトである。(犬は殺された女性ローラの生まれ変わり。だから、ローラと同じように腕を傷つけるし、アクセサリーの光で目がくらむ)
アガサが本を買っちゃうところも、ローラの導きだろう。

なのに、冒頭の、2月3日より前の回想シーンがなぜ必要だったのか、謎なのだ。
「アガサが風邪気味で、パーティにいけない。ウォルターは一人で参加して、女性に誘われる。その断り方が口下手だ。」
このシーンはなんのためにあったんだろう、なにか隠された伏線でもあるのか??

子供(ロビン)の使い方がよかった。ここのところが、ストーリーを予測できないものにしていた。

意外なことに、一緒になって謎解きを楽しむ子供。
じゃあ、楽しい物語になるのかな??(私の気持ち)
しかし、また予想外なことに、無邪気な子供を巻き込んでおいて、物語は究極に残酷な方向に進む。

でも、その必要があったんだな~と、最後にわかった。

運命じゃない。選択だ。子供の姿を見て、決心する主人公。

この結論にもっていった点も、私的には満足。
(そして自首しなきゃ、幽霊犬(ローラ)にずっと付きまとわれる)

子供が、11,12歳って設定だったのね。
外人の子供って、大人っぽいなぁ~。
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