エノモト

12人の優しい日本人のエノモトのレビュー・感想・評価

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
3.8
シドニー・ルメット監督の『12人の怒れる男』とはまた違って、よりコミカルで、より日本らしい面白さ。

こういう人確かによくいるなーっていう人も、この人は自分っぽいなー、って思って同族嫌悪を抱いてしまうような人もいるので、日本人らしさを上手く描いていると思います。

1対11が単純に逆転していく訳ではなく、どうなるのかなかなか読めない展開も日本ならではですごく面白い。盲点というか、意外ものがキーとなって攻勢が180度変わってしまうのがお見事すぎて気持ち良い。
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