12人の優しい日本人の作品情報・感想・評価・動画配信

「12人の優しい日本人」に投稿された感想・評価

創

創の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTube、観ました。
舞台も、いくつか観ました。
本家の白黒映画も観ました。
そして、この映画も、何度か観ています。

なんで密室で話し合いするだけのお話が、国や色や時代を越えて、媒体を越えて、こんなに面白いのか。

順番的には、本家を観てからの方がより楽しいと思う。

もし、日本に陪審員制度があったら、
陪審員にはどんな人が選ばれ、どんな風に話し合い、どんな風に評決に至るのか。

男が国道でトラックに轢かれて死んだ。
男を突き飛ばした罪に問われた男の元妻。

元妻は無罪でしょうか、有罪でしょうか。

全会一致で元妻の無罪が決まりかけた時、
ひとりの男が地獄の一言を放つ。

「話し合いましょう!人が死んでいるんです!もっと話し合いましょう!」

話し合いを始めてみると、12人それぞれの個性がすごい。個性がうるさい。
なんとなく無罪、人殺しには見えないから無罪、みんなが無罪にしてるから無罪…。
みんな、そういう人居そう、そう思うのも分かる、感がすごい。

最初に喫茶店の出前を取るところからすごい。
全然メニュー決まらないし、みんな勝手なこと言うし。
ここである程度、あ。コイツこのタイプか、コイツはあのタイプか。みたいなのが分かりやすい。

そういう個性的な12人がひたすら、元妻は無罪なのか、有罪なのか、
その根拠は何か、証人の証言はおかしくないか、そもそも証人は信用できるのか、
現場の状況は何を示すのか、この事実は何を示すのか、あの事実は何を示すのか、
ずーっと同じ部屋で、ずーっと同じ12人で、ひたすら話し合うだけのお話がなんでこんなに面白いのか。


優しい…は、容姿の良い女性が本当は有罪なのではないかを話し合う。

怒れる…は、黒人の少年が本当は無罪なのではないかを話し合う。

この違いが、今の時代に、大人になった目で観ると、それぞれの過程と結末に明確な苦味を残す。
りょう

りょうの感想・評価

4.0
名作「十二人の怒れる男」をモチーフに同じ構図として陪審員に選ばれた12人がある事件について有罪か無罪かをただ話し合う2時間。舞台は会議室のみ。演出は会話のみ。
世界の名作をオマージュする事でハードルが上がる中、本家さながらの脚本力。
12人それぞれ個性あるキャラを作り出し観客が飽きないように上手く動かしつつ日本人らしさの細かい挙動にクスクスさせながら話は二転三転。いったいどうなるの!と引き込まれる。
言葉って面白い!
Kaori

Kaoriの感想・評価

-
結局どこに辿り着くのかと思ったら、すごく意外な結果になった‥!
ryusan

ryusanの感想・評価

3.8
12人の陪審員のやり取りを描いたシリアスコメディ。

元夫殺しの嫌疑をかけられた女性の判決をめぐり、ほぼ一室の中で繰り広げられる会話劇。

まずは最初の飲み物の注文で、自己中、仕切り屋、無関心、優柔不断、情熱派、理屈派、記録魔などなどそれぞれの個性を見せる。
そしてあっけなく12人全員無罪判断で決まるかと思うや、次第に1人2人と有罪判決が増え、11人まで有罪判断に傾くと、またまた無罪判断がぶり返し、もう先が読めない展開。

「キサラギ’」が好きな人におススメ。
ttmtcd

ttmtcdの感想・評価

4.2
もとの方をみてからのほうがよいかもしれません
三谷さん上手です
舞台でみたい
はる

はるの感想・評価

3.4
中盤までイライラしながら見てました。最後終わってみると、あの12人でおおよその日本人を表現しきっているところに気づき、おぉ…っと感心しました。
鉄

鉄の感想・評価

3.4
有罪か無罪か延々と話し合う映画。

コメディではなく、一人の一人の人間性が会話劇の中で垣間見えていく感じで、それなりに面白い。ただ、頑なに無実派だった青い服のババアとジジイにかなりイライラした。ジンジャーエールのくだりとかしょうもな過ぎて辟易した。

派手な服を着た豊川悦司が途中から探偵ぶり始めるのが何かおかしかった。ラストの眼鏡を掛けた男に言う台詞でバシッと決まった感があって好き。
そう

そうの感想・評価

4.4
R02/06/16 再鑑賞
三谷幸喜脚本作品。
映画、12人の怒れる男のオマージュ作。
日本人の悪いところが、これでもか!と詰まっています。頑固だけど、流されやすい。
コメディというよりは人間ドラマがメイン。よく練られた脚本に、視聴者も踊らされたんじゃないでしょうか。終わり方がかなり好きです。
アメリカ映画の「十二人の怒れる男」を上手く日本風にアレンジした作品。
ワンシチュエーションながら、三谷さんらしいコミカルなセリフ回し、そして12人がそれぞれしっかりとキャラ付けされていて飽きずに面白かった。
正直、コメディ的な面白さというよりかは、有罪か無罪の判決を決める云々ではなく、その結論に辿り着く過程での人間的な面白さを楽しめる作品。
こういう人いるよねとか、自分はこの人に近いとか、何か半分、人間観察してるような気分で観れる。
でも本当に人間という生き物は面白いと思います。
メッシ

メッシの感想・評価

3.5
日本に陪審員制度があったなら、をテーマにしたワンシチュエーションコメディ。

中原俊監督だが、その配役、リズム、台詞から全て三谷幸喜のもの、といった印象。

三谷組オールキャストな面子。やっぱりこう見ると達者な人達なんだなあと。

リズムとか間が面白いだけで正直内容なんてない。舞台で生で見る楽しさを少しでもスクリーンで!という気迫が伝わる。

移ろいやすい人間の感情もうまく伝わった。
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