山登りの里

タクシードライバーの山登りの里のレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.0
好きな先生が、名優ロバート・デニーロのディア・ハンターを薦めていて、自分としてはそれが、ロバート・デニーロを知るキッカケになりました。
遅ればせながら、本作は初鑑賞です。

タクシーに乗りながら流れるメロウな音楽は、主人公トラビスの内に秘める混沌した心情に反するようにながれていきますが、そこがまた良いと思います。

随所で垣間見えるトラビスの微笑みは、混沌の笑みなのか、心からの笑みなのか?

映画ラストも、トラビスの微笑みで幕を閉じます。

微笑みで煙に巻くラスト、好きな映画のひとつになりました。