PTSD帰還兵がタクシードライバーとして働き始めるが、荒廃した社会や失恋、孤独感をきっかけに少しずつ狂っていく🚕
・戦争、差別、ドラッグ、売春、犯罪、政治不信、孤独感、当時の時代背景が色濃く反映さ…
スティーブン・シュナイダー死ぬまでに見たい映画1001本のうちの1本。
大多数の人はトラビスに対して嫌悪感を持つはず。しかし12歳の娼婦を救おうとしているところを見て、この人にも正義があると思え少し…
最初は気持ちの悪い主人公に嫌悪感しかなかった。だけど彼を取り巻く環境と時代背景が絡み合う時、内なる狂気に正当性すら感じた。ヒーローと悪者とかではなく、根本的な善悪って表裏一体なんだなと。
賛否割れて…
映画前半は主人公が
好きな女をストーキングして、職場に押しかけ、ランチで同僚の男を貶して、初デートでポルノ映画連れて行って、怒って帰られて、電話に出ないし送った花も送り返されるし、それでキレて女の職…
退廃的な社会と反りが合わず
真のじぶん探しに走り出す
無垢のじぶんは誰にも理解されず
薄っぺらい偽善が跋扈し
鏡の中のじぶんよ、お前もかと
銃を向ける
大人に弄ばれる少女
誰にも手をさしのべられ…
タクシードライバーを観終わって、まず最初に浮かんだのは50年前の映画とは思えない圧倒的なリアルさと、今でも刺さる苦さ。
最初は“ストーカーの話かな?”と思っていたけど、観ていくうちに“自己満足と孤…
ごく普通の人間であると説きながら、ポルノ映画に溺れ、社会のゴミの排除を願うも、暗殺のターゲットは上院議員、強さや欲望を求めるも、臆病に逃げ孤独を感じる弱者男性としての矛盾と葛藤を、言葉数が少ない中で…
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