めい

タクシードライバーのめいのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.2
なんか胸いっぱいでまだ喉に詰まってる感じする、、、。

最初バリバリのクライム映画だと思って観るの躊躇してたけど、全然そんなこと無かった。特に大きな展開が起きる訳ではなくて、比較的ゆっくり?でそれすらもかっこよかった。音楽と映像は文句なしにエモくて最高だった〜✨️

ぜったいに3か月前の自分だったら何この意味わからん映画ってなってたと思う。
でも、授業で、50年代からのアメリカの背景を習ったからこそうわーーーってなった。ちょっとでも理解出来た自分に感動した。

ほんっとに自分なりの解釈で、この名作を勝手にこうだって決めつけるつもりはないんだけど、自由の国といいつつ、いまだ黒人差別や筋の通らない世界に不満を抱いている若者の心を表してたんだなってなった。一見、トラヴィスはただの病んでいる人に見えるのかもしれないけど正義というイメージをぼんやりと持っていて、でも、勇気はないからってアイリスを守ることで自分は正義を持っている貫いていると実感を持ちたかったのかもしれない。そんな葛藤が表現されていたのかなーって。
コミューンとかニガーとかまじ絶対理解できなかったはず、大学の授業最高じゃん学べてよかった!!!

なんか、この映画の分析とかもっと調べて深く理解できるようになりたいなって思った。
めい

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