まりも

タクシードライバーのまりものレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.3
ビジュアルと音楽がレトロでめっちゃかっこいい。
ストーリーは。。展開が激しく、観ていて飽きなかったけれど、主人公の狙うところが最後まで煮えきれず、若干もやもや。

考察までいかないものの、
振り返って思い当たった要素を、書き出してみます、

■主人公の行動??
主人公の行動が一貫しているようでなんだかふわふわ。
むしろ、この何がやりたいかよくわからないがとりま行動、でも流される。。っていう構図、もしかしたらある種リアルなのかもしれないかなー。と思ったり。。

■自分の中の正義は、社会の正義と一致しないこともあるし、一致することもある
主人公はふわふわしてる。。が、内心で許せない存在があり、主人公なりの正義、はある程度垣間見える。(あまりにも被害者意識すごすぎなとこもあるが。。)概ね、主人公は偏った思想で、社会的に反するものなのだが、一致することもあり。
で、一致しようがしまいが、あまり世界は変わらなかったりして。
そんな、個人と社会の関係性を描いたのかなーと少し思った。

でもやっぱちょっと煮え切らない。。うむむ。
まりも

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