『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』の外伝的作品。
一応、ジェット・リー演じる黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)が主人公だけど、あくまで別物とした鑑賞したほうがいいかもしれない。
とにかくよく笑いやがる将校、さらりと出るメタな発言、何のために広めたかったのか不明な、イギリス人が持ち込んだ、少しでも飲むと耳が聞こえなくなる薬、そして極めつけは、ラストバトルでのジェット・リーならぬニワト・リー(ジャケットのアレです)。
とまあ、最初から最後まで何だこれはのオンパレード。でもまあ、これが古き良き中国のアクション・エンターテインメントなのかもしれません。ジェット・リーのアクションはさすがの見応えだし。
エンドロールでは、ジャッキー・チェンの映画みたいにNGシーンがおまけとして流れるけど、ジェット・リーを含めて、みんな楽しそうで何よりでした。