これもストーリーはほとんど忘れてた。
かなり悲惨な話。もし今、同じ脚本で今風に造るつくるとそうとう胸糞な映画になるだろう。
でも、この映画はそこまでいかない。
不思議な事に。
なにせ物語の途中、行方不明の仲間達について●●●に詰め寄ったあと、プチ昇格して楽しげに残った仲間たちと行進して家に帰るというヘンテコな場面がある。行方不明の仲間達の事を忘れてるし〜。ヒロインに怒られる。そりゃそうだ。
でもまあ、アクションパートになると、やはり凄い。敵に囲まれた時のあの眼の動き。あれは他のアクション映画ではあまり観たことのない眼だな。
確かに最近の、特に欧米のアクション映画の俳優さん達の動き方は、手数や動きのバリエーションが多くて凄いと思うし、目まぐるしくて観応えもある。けど、不思議と“強い”と感じない。そのパンチやキックにパワーが乗っているようには見えない。
目まぐるしいアクションシーンも何度か観ていると、みんな同じに見えてくる。
ブルース・リー以外だと、ジェット・リーやドニー・イェンなんかは悪くないけど。
これも個人的な勝手な感想。
個人的には5点。
オススメ度は2点。
