uno

地球の静止する日のunoのレビュー・感想・評価

地球の静止する日(1951年製作の映画)
4.2
昔のSF映画面白い。
映像とか技術的なことは特に説明もなく、というより大事なのはそこじゃない感あってテーマをストレートで投げてくる感じ。
あんまり深読みするの得意じゃないので気づかせてくれる方が見やすい。

この映画は、無知の知を改めて映画として表現したのかなと思った。
各国が争ってるのって外から見たら何の意味もない。
作られた時代背景も気になったので調べてみたいと思った。

今まで観てきたSF映画の多くは力を持った未知の機械に支配されることを恐れていたり、感情を持った人間の敵としてAIが描かれたり、っていう設定多かったけどこの作品は逆だった。
AIは警察であり、感情一切なくて秩序を守るための破壊の力を持つ機械。地球を支配しに来たわけでもなく、秩序守りましょうと教えに来てくれた。
神っぽい存在?とも言えるかも。それも最初からそう設計されてる分恐れる対象ではない感じ。

キアヌリーブスのリメイク?ではもっと人間個人に感情移入して助ける価値あるかのとこにフォーカスしてた気がするのでまた見たくなった。
uno

uno