にじのすけ

ジェイコブス・ラダーのにじのすけのレビュー・感想・評価

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
3.8
一人の男があるとき、奇妙な幻覚を見始める。その幻覚とも妄想ともつかない不気味な世界が、男の住む現実世界を侵食し始め、やがて意外な事実が・・、という話。未見の方が多そうなので、寸止めにしてみました。これは観る価値のある作品だと思います。特に男(ティム・ロビンス)が味わう狂気に満ちた妄想世界の不気味さ・グロさは特筆もので、ゲームソフト「サイレント・ヒル3」のシーンにも一部、流用されているくらいです。とはいえ、本作はホラー作品ではなく、どちらかといえばサスペンスまたはサイコスリラーに近いテイストです。脚本も良くできており、またたいへん興味深いテーマを扱ってますので、お勧めです。
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