ジェイコブス・ラダーの作品情報・感想・評価

「ジェイコブス・ラダー」に投稿された感想・評価

シズヲ

シズヲの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

現実と虚構が入り交じるサイコスリラー。時間すら超越して歪んでいく認識、幾度となく繰り返される死のビジョン……その果てに男が「死」を受け入れるまでの物語。時折ちらつく異形たちの不気味なまでの退廃性が印象的。閉鎖された地下鉄や荒廃した病院など、異界を思わせるイメージの閉塞感も秀逸。「サイレントヒル」の元ネタの一つらしいけど、実際それっぽい要素が多くてニヤリとした。

どれが現実でどれが幻想なのか、極めて曖昧なまま進む展開の不安感も秀逸。ただ、話の進行そのものはちょいと緩やかな印象。状況の奇怪さを示すパートを引っ張りすぎて間延びしていた感があった。それでも生き永らえようとしていた主人公が死を受け入れるラストは実に清々しい。エンドロールの曲もどこか穏やかで、さながら鎮魂歌のような感慨を抱く。
GT

GTの感想・評価

3.7
サイレントヒルの元ネタになった映画ということで鑑賞。タンカーで運ばれていくシーンや閉鎖された地下鉄のシーンはサイレントヒルっぽく退廃的ですき。
トム

トムの感想・評価

4.0
とてもとても隠れた名作。
サイレントヒルのクリーチャーたちのモチーフになった異形の者たちがでてくる。そのせいかよくサイレントヒルに似ていると言われているが、個人的にはオープンユアアイズに近いかなと思った。
主演はショーシャンクの空にのティムロビンス。
どれが夢で、どれが現実なのか?
ぜひ、この隠れた名作を皆さんにもみて欲しい。
現実と虚構が訳わかんなくなってやばくなる男の話。

あのサイレントヒルに影響を与えたというから同作ファンの友達が借りてきた。

うーん悪くないけど正直長く感じたし退屈感あった。現実と虚構が分からなくなるのは怖いけど引っ張りすぎるとどっちでもいいやってなっちゃうな。
でもオチで割とスッキリさせてくれたのは良かった。またなかなか見物のシーンが多数あるのは間違いない。『あ〜サイレントヒル〜』となる描写も確かにたくさんでそこは楽しかった。

あと少し、『マウスオブマッドネス』味も感じたからこれ好きな人は一見の価値ありやも?

意外と良かったのが、ヒロイン?の同僚女の人がいい感じにエロくてドキドキした。胸の見せ方が媚びてなくて余計にドキドキ。

マコーレ・カルキンも出てる。
nyoloner

nyolonerの感想・評価

4.2
鑑賞当時のレビューはこれだけ。

クリス・ペプラーのオススメってことで、DVD取り寄せてまで見た。
かなり良かった。設定が面白い。


短っ‼︎


今思い返しても、夢なのか、現実なのか。悪魔のような尻尾や地上に出られない地下鉄など、不安になる映像を思い出す。

解説を読んでから鑑賞すると、一層面白い映画だと思います。
らみ

らみの感想・評価

2.3
うーん、難しい。一度見ただけでは何とも。グロエロに移り変わりが激しい場面。
頭がついていかない(⌒▽⌒)
他の人の解釈をみて確かにあの場面はそうだった!って思えたから二回目見たらこの映画凄い面白いだろうと思えたけど、二回目をみようと思えない。
あん

あんの感想・評価

3.3
映像の移り変わりが綺麗ってあれでみたんやけどそれは詳しくないからか、あんまわからんかった…。
kuu

kuuの感想・評価

4.0
Nightmares and hallucinationsが暴走!Reality and dreamsを行き来してたどり着いた場所は『Jacob's Ladder』ティム・ロビンスが主演のサイコスリラーで、あるレビューアーさんが好きな映画だとの事なので鑑賞(感謝します)前々から気にはなっとった作品やし、自分からもオススメ映画にします。Is this a dream? Is it reality?複雑に絡み合う不条理な物語やなぁ。1971年、ベトナム戦争中に束の間の平和な時間。ジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)はリラックスしてたんやけど、不意の敵兵襲撃に合い、壮絶な銃撃戦で仲間は死んでゆく。瞬く間の出来事で。仲間たちが生きとんのか死んどんのかもわからへんままジェイコブはジャングルに入り込む。逃げ切れへんし、しかも誰かに腹を刺されてまう。激しい痛みが体を電光石火にっらぬき
はみだし者の赤い血がカラツポの世界を染める。うすれていく意識のなかオレはカルメンと踊ったアンダルシアの青い空グラナダの詩が聞こえたじゃない!こりゃマーシーが書いて、マッチが唄ってた!『アンダルシアに憧れて』やった。マーシーバージョンは↓
https://youtu.be/fQKsGoBgBnQ
兎にも角にも、薄れていく意識の中ジェイコブは地下鉄の車内で目を覚ますん。気付いたらウトウトしていた。彼はニューヨーク在住のベトナム帰還兵。不気味な幻を見るなど重いTPSDになやまされとって、妻と別れ、同僚のジェジーと同棲しとる。ってのが状況かな。まぁ幸せな日をおくる二人やけど、ジェイコブの幻覚は暴れん坊将軍になり!夢と現実の区別がつかんようになる。おぞおぞろしいベトナムの光景。幸せにくらしとった前妻と息子たちとの毎日。んで、悪魔のような不気味な幻覚。ベトナムの戦友が連絡してきて、奴も同じヤバい症状に悩まされているんやと、全てはベトナムで始まっとる。ジェイコブは1971年のあの日に何かが起こったんやと確信して。真相を探るべく動き出すんやけど。彼はさらに恐ろしい幻覚と夢に追い詰められてくんやなぁ。ヤ、ヤバいよ・・・!ムチャクチャヤバい!レビューアーさんたちの予備知識のみで鑑賞したさかい、重みは置いとったが、この作品は深い。サスペンスやけど確実な犯人が存在するわけちゃうし、ジェイコブは頭ん中にある何かと戦っとるん。なぜ幻覚が見える?
意味があるんか?交互に現実と夢を見せる手法は観てるものを混乱させよる。精神の崩壊を体験しているような気分になってくる。不気味やし、キモい幻覚ばかりやし
エグさのせいで『この映画無理』って人が多いんちゃうかな?ダークなそしてヘビーな雰囲気と時間軸を捻じ曲げた複雑なストーリー。『結局何がとないやねん』と短絡的に観とったら退屈な映画かもしれんが、それじゃ勿体ないかな。ラストまで観てほしい!途中停止ボタンを押さずに!『生』と『死』を真正面から描いている。“To be, or not to be, that is the question”並みかな。『怖ぇ~』『キモい』と云わず食って下さい。かなり面白いす。それに『悲しい』映画やね。ティム・ロビンスの演技力にも注目!やるで彼ティム・ロビンス!『ショーシャンクの空に』の彼は。鬼気迫る名演技。何かにいかれてもたようにギリの精神状態を魅せるティム・ロビンスはめちゃ素晴らしいね。同棲相手ジェジーはエリザベス・ペーニャ。ネマニャは自分が好きなバイオリニスト(関係ありませんが興味がある人は聴いてみて 

https://youtu.be/qf_bS2DKIDo
 
)華やかな感じはなく芯の強い女性の魅力をかんじる。いかれちまいそうなジェイコブを心配したり。引きこもりの彼を叱咤したり、嫉妬したり、圧倒的に正しく愛する姿は美しいけどジェイコブの不安定な精神をより恐ろしく感じさる。驚いたのが10月14日自分の誕生日の次の日に亡くなったん。息子のゲイブはマコーレー・カルキン。懐かしい。本作って旧約聖書の『ヤコブの梯子』がモチーフになっとるとのこと。(ヤコブを英語で書くとJacobとなりる)『ヤコブの梯子』てのは
ヤコブが夢に見た天使が上り下りしている天から地まで至る梯子の話。この映画も聖書に出てくる名前が多いし聖書に詳しい人が見ると何か違ったものを感じるのかもね。ちなみにジェイコブは郵便局員ですが哲学者の顔がある。エロティックなシーンは悪魔の儀式のようでありどこか宗教的。至る所の場面で、セリフに『生』と『死』の存在があり、先が予測できひん不条理な物語と不気味な映像とが絡み合い底なし沼に落ちていくような錯覚になる。
asako

asakoの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

鎮魂ホラー。なるほどと思った。
フラッシュバックしていたベトナムの光景が実は現実で、現実だと思っていたのは死を受け入れるまで彷徨っていた異空間。最後の最後にえ?そういうこと?となる。
異空間はすごくリアル。でも思い返せば至る所にヒントが。異形の存在もすごく不気味だった。
肉体は死んでも、本人が死を受け入れるのは容易なことではない、、生への執着、幸せだった時間、見終わった後に振り返ってみて、気持ちを揺さぶられる。
久しぶりにこんな深い映画を観た気がする。
昔から気になってたけどやっと見れたよ。
なんでホラーのくくりなのかわからないよね。
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