暴漢に襲われ、気がつくと記憶を失ってしまっていた男の話。
こりゃあ大変😖💦なことなんですが、実に坦々と話は進みます。
とりあえず身を寄せる場所を提供してくれる人がいて、そのうちとりあえずコンテナに住むことになって、救世軍たるボランティア団体のお世話になれて、そこのスタッフの女性と仲良くなって~😆
いえ実際は、自分を知る人が誰一人としていない場所で、過去の一切、自分の名前すら覚えていない状況は、深刻でないわけがないんだけれど。
男は、何が起こってもすべて、あっけなく受け入れてしまう。
これは、男の性格的なものなの?
それとも、カウリスマキ監督が表現すると、なんでもこうなってしまうの?
私は、カウリスマキ監督作品は初めてなので、解りませんが。
でも、結局すべて、なんとかなっちゃうのですよ😮‼️
「なんとかなる」というのは、本人がそう受け止めるかどうかであって、私は、この肩の力の抜けた鷹揚なこの男を羨ましく思いました✨
この男、見たことある顔だなあ🤔と思ったら、『かもめ食堂』でコーヒーのおまじないを教えてたあの俳優さんでした😊