過去のない男の作品情報・感想・評価

「過去のない男」に投稿された感想・評価

無表情さが堪らない。。。
バーモスクワで飲んだこと、一生自慢しよう。
おみ

おみの感想・評価

4.3
良い。
以外の何を言えば、、、

ハワイの夜が流れるシーンはなんか嬉しい。
この温泉につかっているような気持ちよさ、たまんねえなぁ。

見どころ:
微笑必至のエンディング
情けは人のためならず
無駄を削ぎまくった演出
無駄だらけのような演出
日本大好きカウリスマキ

あらすじ:
その中年男は、今ヘルシンキのコンテナハウスで目覚めたまでのことを、何一つ覚えていない。望んでもいないのに第二の人生がスタート、しかも途中から、残り時間半分、手ぶらで。
それでも人生は前にだけ進む。それは数少ない、これまで通りのこと。果たして今回、彼は何を選び、何を捨て、どこへ向かうのか…。

深爪上等の引き算演出をしておきながら、セリフは棒読み、やりとりは不自然、挙げ句どうでもよさげなシーンだらけ。なのに気づけばクスクス、ずっとニヤニヤ、最後はポカポカ。

楽しめたことに感謝できるのは名作です。社会批判は付け合わせ程度に、いつでもどこでも誰とでも。ジム・ジャームッシュ監督作品がお好きな方やなんかには、特におすすめ。人生を楽しんではいけない理由などなく、楽しみ方を思い出させてくれます。
yuien

yuienの感想・評価

3.5
バーにペロンパーの写真を飾っていたね。やる事が可愛すぎますよ…
カウリスマキ、相変わらず絶妙な雰囲気だなー

音楽もこダサいし、編集も力技な感じがすごいし、ある意味カルト映画スレスレな感じが魅力的なのかもね
クレイジーケンバンドの楽曲が有史以来最も無意味に使用されている点のみが評価できる
カツマ

カツマの感想・評価

3.8
モノクロの映像にカラーを付けたかのようなカウリスマキ的ミニチュア感覚が楽しめる2002年作品。平面的な風景と単純化された動作が妙に愛おしく、登場人物達はまるでロボットが話しているかのように無機質で淡々としているにも関わらず、胸いっぱいの情熱を感じさせてくれるラブストーリーでもあった。少ないセリフの中にサラリと盛り込むキラーワードには日本趣味のカウリスマキによる武士道精神が見え隠れ。しかし犬の名前にハンニバルとは、さすがにププッときました(笑)

男は1人列車に揺られ辿り着いた目的地にて、夜の公園で一休みしているところを暴漢達に集団リンチされ、身ぐるみを剥がされてしまう。重症を負った男は何とか一命を取り留めるも、頭部への衝撃は彼から過去の記憶を奪ってしまっていた。流れ着いた田舎町で『過去のない男』は周りの温かい人達の好意もあり、新たな家と仕事を探し始める。そして彼は新たな職場で運命の女性イルマと出会うことになるのだが・・。

ところどころ軽快にステップを踏みたくなるような音楽が挿入され、劇中の静寂に上手い具合に色を付けている。全体的に青でまとめたカラーとミニマムなセットは、フィンランドの牧歌性と穏やかさを感じさせ、知らぬうちに監督の映像世界の虜に。ピリリとスパイスを効かせつつ、シュールな笑いを緩衝剤として機能させ、ほのぼのとしたヒューマンラブストーリーを完成。まるで時間がゆっくり流れているような、のんびりとした錯覚を感じさせてくれる作品でした。
ナカノ

ナカノの感想・評価

4.0
シュールさと哀愁の絶妙なバランス。愛すべきフィンランド映画。
感情の抑揚の少ない登場人物たち。だからこそちょっとの波打ちが際立って見える。
急に電車の客室で寿司と日本酒はじめるし、BGMがクレイジーケンバンドだったりするし、ツッコミどころの多さが愛おしい。おもちゃ箱みたいな映画。
an

anの感想・評価

4.2
監督の趣味全開の、まったく無駄と思われる食堂車での寿司と日本酒に、ちょっとしたものを加えて意味ありげに見せる手腕!「礼には何を?」「俺が死んだら情けを」といったやりとり(『希望のかなた』にも終盤に同様のやりとりが)をさらっと紛れ込ませるあたり、時に戸惑ってしまうが徹底した引き算と馬鹿馬鹿しさによりチャラに。カウリスマキはハードボイルド山田洋次だな。
Ricola

Ricolaの感想・評価

4.2
この監督好きだ。

社会的弱者にスポットをあてるが、それを問題提起するのではなく、彼らの日常を描き、人間性を浮き彫りにさせユーモアを加える。

フィンランドの少し暗い陽のない雰囲気の中でクスッと笑える登場人物の言動に癒される。

音楽、カメラワーク、ストーリー、俳優…どこをとってもとりあえず好き。
>|