記録用
アキカウリスマキ監督作品。
敗者三部作の二作目。
記憶をなくした男の再生の物語。
労働者問題を常にテーマとして描いてきたが敗者三部作の二作目は不景気で増加した失業者に目が向けられる。
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主人公の状況が絶望的なのに嘆き悲しむわけでもなく、怒り狂うわけでもない淡々と前に進む感じが良かった。
記憶を失い、周りに助けてもらい古びたコンテナに住むんだけどそのコンテナを綺麗に掃除して、必要な…
なんの目的か、電車に乗りヘルシンキへやってきた男。疲れてうたた寝している所を暴漢に襲われてしまう。頭を殴られた衝撃で全ての記憶を無くしてしまった彼は、ホームレスとして新しい一歩を踏み出す。
これと…
アキカウリスマキの作品が好きな理由のひとつに、少ないセリフとシンプルなカメラワーク がある。「自分フィルター」を通り、あれこれ自由に感じ 想像させてくれるから。それがなんとも心地よく どんな捉…
>>続きを読む弱いからこそたくましく、貧しいからこそ豊かに生きたい。
大きなシステムは細部にひどく不完全。だからこそ、人と人との出会いは大切。その中で、やさしいことは美しい。言動は、ちょっと変わっていた方がおも…
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