冒頭のレオンの「仕事」のシーン。
闇の中からぬっとナイフを持った手がターゲットの首元にあてがわれ、あとからサングラスかけたジャンレノの顔がゆっくりと現れる。
このシーンを見ただけで「ああ、クソかっこええ映画が今からはじまるんやな」と確信することが出来る。
スタイリッシュすぎてアニメ見てるのかと思うような「画」。
瞬間瞬間を切ってポスターにしてしまいたいようなシーンばかり。
さらにこの「二次元感」を加速させるのがナタリー・ポートマンの美しすぎる造形。
顔・身体・全身のバランスに至る骨格に至るまで彫刻かと見誤るシルエット。
ロリコンじゃなくても惚れてしまうのは仕方がない。この監督はロリコンだという話を聞いたことがあるけれどよくこんな完璧な13歳見つけてきたなと。
衣装も全く時代を感じさせないファッションで最高。
ストーリーは言わずもがななので割愛。
当時相当な影響力だったのだろう。「あ、これってレオンからの引用なのか」とパロディ・オマージュに気づくシーン・展開多数。
あらすじを読むとまあまあヘビーな作品だけれども、テンポがいいので重苦しくなりすぎない。
