19世紀半ば、スコットランドからニュージーランドへ写真結婚で嫁ぐエイダ。旅のお供は娘のフロラと一台のピアノ。ピアノは口がきけない彼女の言葉でもあった。
大事なピアノを浜辺に置き去りにし、原住民に同化したベインズの土地と交換してしまう夫のスチュワート。
ベインズはピアノのレッスンをしてくれたら返すと言ってくれる。
ピアノの為に取引するエイダの気持ちがちょっと納得いかなかったです。
スチュワートにはエイダのピアノに対する気持ちがわからないが、ベインズにはわかるようで、そこを利用されたようでベインズにズルさを感じます。
でも理屈ではないのでしょうね。
3人の内誰かが死ぬ予感がしました。
ある意味スチュワートは損な役目でした。
音楽は美しく、心情を雄弁に語っていました。