しゅわっち

海を飛ぶ夢のしゅわっちのレビュー・感想・評価

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)
3.5
若かりし日、岩場から海へのダイブに失敗して頭を強打し、
首から下が不随の身となってしまう。以来、実家のベッドで寝たきりの生活に。四肢麻痺の障害を負った男性が、魂の解放を求めて尊厳死を主張する話。
自分は家族に「自分の体でやりたいことができない状況になったら無理に生きたいとは思わない。」という話をしている。もちろん植物状態になったらという意味だけど「残される家族がそれでも生きてて欲しいなら任せる」とも。
この映画の場合は意識はあるし意思の疎通もできる。ただ話す以外のことはすべて他人の力を借りないとできない状況。しかも20年以上にわたって… 
自分がこの状況だとはたしてどうするだろうって考えさせられた。
そして映画的には淡々と静かに、そして大体予想通りに話は流れていくけど、ラストに上乗せする切ないエピソードが(;_;)
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