海を飛ぶ夢の作品情報・感想・評価

「海を飛ぶ夢」に投稿された感想・評価

合計19.5/30
冒頭3/5
映画館でみたいか3.5/5
音楽2.5/5
ラスト30分3/5
好み4/5
目が離せないか3.5/5

死ぬことぐらい自由に選ばせてくれよ
自由を謳歌出来ない世の中なんだから
より多くの人がこの作品を見て何か言葉にならない想いを感じて欲しい、そう思います。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.8
大きく2点、
・尊厳死という難題
・目と顔の表情で納得のモテ具合、
ハビエルバルデムの好演
nanocheese

nanocheeseの感想・評価

3.5
尊厳死を支持しているし、国内でも法が整うべきだと思っているけれど、
涙が出たのは、やはりハビエルが追いかけてしまった時だった。家族の愛が詰まっていた、悲しいけれどなんとも美しいシーンだったな

愛している人が望むことを叶えようとするのは愛だけれど、生きていてほしいと思うのもまた愛。それぞれの正解が一致することなんてないし、生きている限りその人を取り巻く状況が価値観を緩やかに変えていくのは、彼女たちを見ていれば明らかだった。意図していたのかは謎だけれど、意外と、女性は現実を柔軟に受け入れてほれに合わせて変容していく生きものに見えた。
それに対して父も兄も変わらない姿勢を貫いていたのが印象的だったけれど、性差ではなくて、肉親だからだろうか、、?

全編通してとにかく何もかもが美しすぎて(音楽も美しい)、美化されて見えてしまう部分もあるのかもしれないけれど、自由と生と愛と家族と死について、誰の視点からも丁寧に描かれていたと思います。みなさん演技がとても繊細だった。
愛する人とみるのは辛いかもしれない。
重いテーマなのに、どこか幻想的でまさにタイトル通りなすばらしい作品だと思う。
ジュリアン・シュナーベルの「潜水服は蝶の夢を見る」と設定が若干被るが、こちらも良い映画だ。

監督はアレハンドロ・アメナーバルで最近新作がちっとも公開されない人であるが、独特の映像美と疾走感のある演出で観る者の心を鷲掴みにする。本作では音楽まで手掛けるというマルチな人。

かなり重苦しいテーマ「尊厳死」を扱いながらもラストシーンはどこか開放感が宿っており泣ける。名優ハビエル・バルデムの海に取り憑かれた演技は「夜になるまえに」をそれを遥かに凌駕している。若干宗教批判を練り混ぜるところがまたスペイン映画らしい。

とにかく名優バルデム氏の鬼気迫る演技を観たい方は必見の秀作でしょう。
にく

にくの感想・評価

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A・アメナーバル監督『海を飛ぶ夢』(04)を途中から途中迄。尊厳死を認めるか否かより、ベッドから動けない男の物語を視覚的にどう構成しているかが気になった。夢や想像、あるいは「健康」だったときの回想によって時折ベッドから解放されていた主人公の尊厳死は最期にどんな映像を呼込んだのか。
K

Kの感想・評価

3.5
必要なのは与えられる愛の数ではなく自分の気持ち。今の自分の姿を愛せないせいで、愛する人の愛を拒み、ただ時が流れることは、苦しいだけ。

ロサのように自分が辛いときに人に「つらい」と頼りにいける素直さは羨ましく思えた。

「なぜ教会は"死"を恐れるようにさせたがる?」「人々が死を恐れなくなると信者が減るからだ」やれやれ。
なつん

なつんの感想・評価

4.3
人間の尊厳とは何か?と問いかけられる映画。
周囲の人の気持ちを思うと、生きててほしいと思うのは全く間違ってないし、私が同じ立場でもきっとそう思うだろうけれど、ラモンの立場で、彼の気持ちを想像すると、やっぱり死を選ぶのは間違いじゃないと思う。どっちも間違ってないから食い違う。

愛しているから生きててほしい
愛しているから死なせてほしい

愛しているなら生きててほしい
愛しているなら死なせてほしい

死の自由まで持って初めて、人間は自由となり、生きる権利を得る。
見終わってから心に残っていたのはその気づきでした。
n

nの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます


尊厳死や安楽死が認められていない日本でいつか起こるかもしれない話だと思った
高校で見てこの映画について議論したけどなんでラモンはあの時絶対に危ないと分かってたはずなのに飛び込んだのかが腑に落ちない
ユキノ

ユキノの感想・評価

4.0
課題のために見た映画だった。想像以上に考えさせられた。生きることは自由じゃなくて義務だったというセリフ、死ぬ自由まで持ってはじめて自由である。死ぬ自由もなくて意思に反して流れる時、それは苦痛でしかないもの。でも周りの人の愛情もあって、周りの人への愛情もあって、誰が簡単に殺すことができるだろうか。周りからしたら会えなくなる、それがどれだけ辛いことだろう。
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