スコット

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)のスコットのレビュー・感想・評価

2.6
終盤の犯人と小五郎の対決、ZARDの主題歌、全体的な風景の美しさは光っていた。しかし、劇場版コナンの中でもかなり残念な仕上がりに。

いくらなんでも犯人のあのトリックは無理がありすぎるし、明らかにタイタニックを意識したようなラストのつくりも酷くて、とってつけたように爆弾の存在が出てくるし、いくら子供たちが自分のために作った物を船内に忘れたとはいえ、沈没する船に取りに行くという絶対すべきではないことをしてしまう役を充てられた蘭には同情してしまう。あんな危機的状況でも新一とのラブコメ回想シーンが出てきたのにも辟易する。
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