もとまち

猟人日記のもとまちのレビュー・感想・評価

猟人日記(1964年製作の映画)
3.5
あんなフザけた片言外人モノマネに女が引っ掛かるかねーとか、独白調なのは良いけど台詞が説明的過ぎんかねーとか、色々不満な点はあるけれども、後半のゴリゴリ地道な捜査パートがそこそこ面白かったんでオッケー。居酒屋、トルコ風呂、ゲイバー、事故物件。当時の風俗をあちこちに覗かせつつも淡々と聞き込みを繰り返す弁護士とその助手。こういう推理ADVみたいな展開大好き。真相はまあそんなもんかって感じだが、原作者にあの役回りをさせるのは凄い。ミステリ映画では前代未聞でしょ。あと中尾彬が医者のインターンやってる嫌な奴を演じてました。追悼。
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