バドラー

哀愁のバドラーのレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
4.4
ロイもマイラはいつも一呼吸ためて話す。白黒なのにそこで見られる2人は色彩豊か!

だけど、戦時下なのにダンサーとして食っていけるものなのが英国なんだ〜(。-_-。)日本だと有り得ない設定かも。

戦中でも何でも、辛いときほど男女の恋愛は強く深くする。
会えないから?離れているから?
相手を深く知り合ってないのにこんなに愛おしく想い合えるのは純粋な好きという気持ちだけで恋愛してるから、かな?

それから映像が綺麗。警報中に出会う2人。蝋燭の灯りがひとつひとつ消えていく中のダンス、キス。激しい雨に打たれながらキス、結婚のプロポーズ。彼を失ってからの姿、あまり口をきかないのに目だけで歩き方ぢけで映る哀しみ。どの場面も素敵。

フゥ〜いい映画!
バドラー

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