Yonda

女吸血鬼のYondaのレビュー・感想・評価

女吸血鬼(1959年製作の映画)
2.5
日本初の本格的吸血鬼映画、しかも中川信夫監督と言う事でちょっとハードル上げすぎたかな。折角天草四郎の怨念と吸血鬼との繋がりと言う美味しい設定がありながらそこは何故か深掘りされてないし、老婆や小人のサブキャラも唐突感万歳で全てが中途半端。同じ年に四谷怪談を撮ったとは思えない中川信夫の演出もユルい。観ものは吸血鬼役の天知茂のハマりっぷりとセットの出来栄え、陰影を効果的に表現したモノクロ映像くらいかな。しかし女吸血鬼が出てこないのにこのタイトルにした理由が知りたくてたまらない。
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