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サムライの子ののすのレビュー・感想・評価

サムライの子(1963年製作の映画)
3.6
部落差別をテーマにした映画ってあんまり無いんじゃないかなと思った。今では出来ないであろう一作。

父に連れられ田舎から小樽に引っ越してきた主人公がたどり着いたのはサムライ部落と呼ばれる地域だった。今村昌平が脚本を書いているのもあって登場人物の貧乏だけどたくましく生きる姿が活き活きと描かれている。主人公の少女の瞳が透き通ってる。母を演じた南田洋子の演技がすごかった。方言強すぎて何言ってるか分からないシーンもあったけれど、原作も気になる。
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