あつし

スモークのあつしのレビュー・感想・評価

スモーク(1995年製作の映画)
3.8
何度目かの再鑑賞。初めて観たのは20年ほど前かな?

今年になってから「ブルックリン・フォリーズ」のネット記事を偶然読み、なんとなく読んでみようと思ったポール・オースター。どんな本を書いてるのか全然知らなかったけど、面白くて他の作品も読み漁りました。調べてみるとこの作品の脚本、「ブルー・イン・ザ・フェイス」の監督…って、えーーっ!と驚き。自分の好きなものが繋がった瞬間でありました。偶然の必然な出会い?邂逅というか、それこそオースター的な。好きならもっと調べろよ、って話なんですが。

若い時にはわからなかった、オーギーの気持ちとか周りの人達の温かさとか、人間の業みたいなものとか、また感想が以前とは変わったかな〜。

オースター作品を読んでいるからなんだろうけど、場面場面で主になる人物が変わっていくのがいいですね。ものすごく派手なことは起こらないんだけど、みんなそれぞれ抱えていて少しだけ交わったり関わってみたり。

個人的な今年の抱負の禁煙、値上げがあったにも関わらず達成されず終いになりそうです。
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