オクムラ

スモークのオクムラのレビュー・感想・評価

スモーク(1995年製作の映画)
4.2
「吸う前の煙草の重さから、吸った後の灰を引けば、それが煙の重さ」

特に大きなドラマがあるわけではないけれど、何故か見入ってしまう良い映画でした。
短編集というわけではないけれど、シガーショップの店主オーギーを中心に人々が嘘と本当で都会を行き交う映画です。

こりゃ良い映画でした。
登場人物はみんな煙草をぷかぷかさせてるけど、それがどうストーリーに作用するわけではなくて、あらすじにあるように煙のよう曖昧でつかみどころがないっていう言葉がピッタリでした。