ホルモン焼うどんテン女将ちゃん

ミスタア・ロバーツのホルモン焼うどんテン女将ちゃんのレビュー・感想・評価

ミスタア・ロバーツ(1955年製作の映画)
5.0
小学生の時に見た映画の中で一番感動した映画。舞台は戦艦の上、男性しか出て来ない戦争映画でコメディという子供があまり興味を示さないであろう映画にどおして感動したのかは今でも不思議。この映画が大人になってもどうしても忘れられず、うろ覚えの映画の内容からなんとか名前を調べました。そして、なんでそこまで感動したのか、そのシーンをハッキリ覚えています。ラストシーンで男性が甲板にあった椰子の木を引っこ抜いて迷うことなく海に投げ込んだ。音無し、セリフ無し、なのに泣きながら笑った感動のシーンでした。これがどれほどの一大事なのか子供の私にもハッキリわかりました。それまでの物語の積み重ねが完璧で本当に絶妙で、その決意の潔さに気持ちが本当にスッキリにした事を今でもハッキリ覚えています。この物語は船の上、その船の上から誰も出て行けない閉鎖状態の世界で起こる事コメディだからこそ人間が見えてくる、だからこそ友情が何よりも暖かく感動的だったんですね。だけどコレは戦争映画なんだけどコメディなんです。そこが感情の緩急にも関係していて本当に絶妙。大人になった私がどうしても、もう一度見たい映画の1つです。また違った部分でも気付けるかもしれないし、更に感動も見つかるかもしれないと思います。だけど今でも不思議なの子供の私が男臭いコメディ戦争映画にひときわ感動したのか…⁉️謎やわ‼️