「混沌の本質は恐怖だ」~JOKER~
バットマン3部作(ダークナイト・トリロジー)の中で最も人気のある作品!!
その理由は終始圧倒的な狂気と存在感をみせてくれる、ヒース・レジャーのジョーカーにある。
人間は誰しもが闇の部分を持っているという思考があり、狂気かつ奇想天外な発想と行動力で人間を心理的操り、ゴッサムの希望の光と呼ばれていたアーロン・エッカートが演じたハービー・デントをどん底まで陥れ、バットマンを最後まで苦しめた。
彼がナイフを口に当て、
「Why so serious?」(そのしかめツラはなんだ?)と言うセリフを吐いた時、ものすごい恐怖感が込み上げくる!
ジョーカーはDCコミック、アニメ、歴代のバットマン映画で人気のヴィランである。
過去の作品のジョーカーの中には私がリスペクトしまくっているジャック・ニコルソンもその1人である。
今回そんなジョーカー役を演じたのはヒース・レジャーである。
ヒースのジョーカーは他のどの作品のジョーカーよりも狂気を感じさせてくれる。
彼自身もジョーカーを完璧なものにするために笑い方などの演技をかなりの努力をしており、まさに自分がジョーカーだとでもいうように役になりきり仕上げていった。
だが、ヒース・レジャーという名のジョーカーは自身の精神にかなりのダメージ与えていたようだ…。
そして映画の撮影が終了して間もなく28歳という若さでこの世を去ってしまった。
彼の死後のアカデミー賞で彼は助演男優賞を受賞した。
彼が生きてオスカー像を手にする姿は見たかった…。
この作品はそんなヒースのジョーカーの狂気MAXなところやバットマンのヒーローとしての葛藤など、アクション映画ではあるが、ある意味のヒューマンドラマとしての視聴をオススメする。
~余談~
私は普段洋画は字幕で視聴するのですがこの作品は吹き替えの声優がかなり豪華などで吹き替え版での視聴もとてもおすすめします!!
今回感想のフォーカスを当てたジョーカーは藤原啓治さん&大塚芳忠さんが吹き替えを担当しており、かなりガチやばでテンション上がります(笑)
日本語で言葉が音で理解できることによりジョーカーの狂気を感じることができます!!