ダークナイトの作品情報・感想・評価

ダークナイト2008年製作の映画)

THE DARK KNIGHT

製作国:

上映時間:152分

ジャンル:

4.2

「ダークナイト」に投稿された感想・評価

明日22日で名優ヒース・レジャーが亡くなり早くも10年が経つということで、誰もが認める彼のベストパフォーマンスが見られるこの作品について書く。

この作品はヒートをリスペクトした冒頭のイカれた強盗シーンからバスター・キートンの如く大胆に物を破壊する演出等も勿論素晴らしすぎるのだけど、傑作足らしめているのはやはりヒース・レジャー演じるジョーカーの存在だろう。

波止場のマーロン・ブランドや狼たちの午後のアル・パチーノ、レイジングブルのロバート・デ・ニーロのように映画史において輝き続ける熱演というものはいくつかあるが、この作品のヒース・レジャーの鬼気迫る狂気的ジョーカーも同様に映画史に遺る名パフォーマンスとなっていて、彼の常軌を逸した演技を眺めているだけで時間があっという間に過ぎてしまうし何度見ても飽きない。

彼が今日まで存命だったらどれだけの名演技を披露していたかと思うと実に残念ではあるが、亡くなる前にこの映画で伝説的な演技が遺せたのは不幸中の幸いだろう。
Ryota

Ryotaの感想・評価

4.5
はっきり言って、私は「バットマン」について何も知らなかった。主人公バットマンの容姿をかろうじて知っているだけで、他の知識は何もない状態。それでいて、前作のバットマンビギンズというのも見ず、友人から勧められたこの本作を多少のあらすじだけ頭に入れてから見始めた。
率直な感想を言うと、当然ながらよく分からなかった。しかし、とんでもない映画だという事はよく伝わってきた。
2時間半という長時間をこんなにスピーディーなテンポで進められると、多分ほとんどの人が1回見ただけで全てを理解するのは難しいだろう。ましてや私のような無知人間が全てを理解しようとすると途中で頭がパンクすると思う。寄りによって監督がクリストファー・ノーランという事で、異色のカメラワークや展開の切り返しなどが多いため、本当に見るのが疲れた。
しかし、一つ一つの場面で少しわからない所があったとしても、一貫して全体像を把握することは出来た。
そして、劇中に出てくる圧巻のアクションシーンや俳優の演技が本当に凄まじかった。特に印象深かったのは、なんといってもヒース・レジャー演じる悪役ジョーカー。
こんなにも憎たらしく、圧倒的な存在感を見せつける悪役は今までで見たことがない。金などどうでもよく、ただ人間が廃れていくのを見て快感を味わう所が本当に悪そのものだなと感じた。
そして、アメコミを知らない私でも、この映画のテーマはかなり奥が深いということははっきりと伝わってきた。
この映画が一つのテーマとして扱っているのは「正義とは何か」という事だと思う。劇中には、ゴッサム・シティを守る為の光と闇の正義が存在する。そして、その力が強大になるに連れ、悪の力もそれに比例する様に進出してくる。
この負の連鎖をどう阻止していくのか、本当の正義とは一体何なのか、そういったことがこの映画の最大の見所であり、現代社会にも照らし合わせられることで、一番考えさせられる所なんじゃないかなと、少なからず私は感じた。

この作品は、コミックを原作としてるのにかなりシリアスなものだし、初見では分からない部分も多くあったがそれが逆に、色んな追及をできるという点で見応えがあると思うし、アクション映画としてもかなり面白いので、
私はこの映画をあと5回は見ようと思う。
かいろ

かいろの感想・評価

4.5
他のアメコミ映画より静かなイメージ
その分アメコミとは思えないシリアスなシーンの多さ
ジョーカーの狂気な行動に最初から目を離せない
shouta

shoutaの感想・評価

4.0
正義を憎む。恐怖に忠実になる。不思議な心理だと思う。バットマンはなぜジョーカーを殺すことをためらうのか。ハービーはいとも簡単に殺したのに。
緑雨

緑雨の感想・評価

4.5
アクションよりもむしろ”世界を描く”ことに注力している志向が見て取れる。そこが凡百のハリウッド大作との分界点なのだろう。そして、アメコミのイマジナリーな舞台を借景していながら、徹底的にリアリズムを追及するというチャレンジングな試みが成功している。ヒース・レジャーのジョーカーについてはすでに語り尽くされているが、冒頭の銀行強盗シーンの鮮やかで強烈なインパクトは改めて特記しておきたい。アーロン・エッカートも悪くないが、彼のトゥー・フェイスへの”変身”過程やコインの裏表云々にはアメコミ的要素の残存が感じられる。勿論、だから駄目だということはないのだが、この作品の色調にはやや親和していないような印象も受けた。

「アクションよりもむしろ…」と書いたが、実際には、観る者に考える暇を与えない、正気とは思えないペースで繰り出される見せ場の連続、でもある。このペースに巻き込まれると、登場人物の誰がどういう意図で行動しているのか、それどころか誰がまだ生きていて誰がすでに死んでいるのかすらどうでもよくなってしまうほど。映画を観るにあたり「ストーリーを追う」ことに重きを置かない立場からすると、こういった”体感”はたいへん心地いい。映画を観てから時間が経てばプロット展開など詳細は思い出せなくなる。が、それでも、この映画に流れる空気やゴッサム・シティの質感、そしてジョーカーを始めとするキャラクタは、一生印象に刻まれ続けるだろう。そういう映画こそが優れた映画なのだと思う。
Mako

Makoの感想・評価

5.0
完全にダークな世界
この人、殺していいの
ほんとに死んじゃうの
っていう
映画によくある運の良さがない
徹底したジョーカーの裏切り

この上手くいかなさが
現実ではありえない話を
リアルに感じさせる

ここまでむごい話でも
作品として成り立つんだから
バットマンはずるいなぁ
いっき

いっきの感想・評価

3.8
父親に連れられて劇場に観に行ったのこの作品だったのか
当時はバットマンとジョーカーくらいしかキャラクター分かってなくて内容も多分入ってこなかったんだろうなと

ヒース・レジャーのジョーカーが基地外すぎて絶賛されたの納得した
gen

genの感想・評価

4.7
これはえぐいですよ大好物です
正義と善はちがう
でも善の裏は悪なんです
悪は正義と同意義になることもあるんです
なぬが正義で何が悪で何が善かそれを決めることが出来るのは法律でも他人の目でもなく自分自身なのだ

深いのにアクションとしてもかっこいいバットモービルとか超絶かっこいい
そして何よりジョーカー演技とかじゃなかったもう彼はジョーカーそのものだった悪なのに何が間違っているのかわからなくなってしまう自分が怖かった
好きな映画にしたら何故か意識高い系のレッテルを貼られる作品、素直に面白いです
めっちゃ面白いけど、俺はブローク・バック・マウンテンのヒース・レジャーの方が好きだよ。
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