ぽっぷん

ダークナイトのぽっぷんのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
タイトルにバットマンの名前がないシリーズ2作目。ダークナイトであることに納得できる仕上がりでした!
バットマンシリーズではいつも道化的なヴィランが多く、その中でも典型的なジョーカー。
コミックのジョーカーよりもはるかに重たいキャラクターになっての登場でした。彼が道化である理由。人道的でなく、人間という存在を嘲笑するかのような犯行。
そしてバットマンの敵を殺さないというポリシー。彼等のやり方が今作で明確に表現されていました!
トゥーフェイスの登場はファンとしては中途半端だったような気もしましたが、
ハービーデントの存在は、バットマンとジョーカーの善悪の境界線を引き立ててくれてたかと思います!
とっても、紙一重で脆く壊れやすい人の善悪の感情。
ジョーカー(悪役)にとってバットマン(力で制する善人)はなくてはならない存在で、バットマンにとってもそれは同じ。
というメッセージが込められていたように思います。

ゴッサムの闇と、闇に消えるダークナイトが最高な映画でした!
ぽっぷん

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