昔のおじいさんの人生。
絵本を基にした12分の短編アニメーション。
水に沈みかけた街で孤独に暮らす老人。ある日、老人は海中に落としたお気に入りのパイプ。拾うために海中へ潜っていくとかつて共に暮らしていた家族との思い出が蘇るのだった。
もしおじいさんがパイプを落としていなかったら。幸せな日々を送っていたあのとき、愛する人たちとの記憶。素敵な思い出は孤独から支えてくれる生きる源なのだ。とても幸せに満ち溢れた温かいお話でした。
人生は積み木のように積み重ねていくもの。確かにそうですね。上へ上へと重なっていつの間にか下のことは忘れかけていて何かの拍子で思いだす。寂しいときもあるけどそれも人生。