すっごい好きでした。
好きなシーン、好きなセリフ、たくさんありすぎて困った。
極端な人しか出てこない映画なのに、いつの間にか自分と重ね合わせちゃう
特に直也には、感情移入しすぎて泣いた。
ゲイの男の、女という性別に対するコンプレックスの描き方が秀逸すぎた。
最後のシーン、自分にもスポイトを
渡してきた朝子に、直也が零れるように笑ったところ
ほんとは、あのセリフを言われるまで不安があったんじゃないの。朝子の考え方も価値観も理解して信頼もしてるそれでも、子供と女に彼を取られるんじゃないかって心のどこかで思ってて
次は直也の子供、って言われて安心しちゃったんじゃないのって。深読みしました。
あと、見たいシーンほどカットしてくる手法が独特だなと思った。
え、そこ飛ばす?みたいなところ
想像する余地を強引に作ってくる感じ、新鮮で好きだった。
こういう邦画もっと見たいな~
とりあえず監督の他作品チェックします。