久しぶりにいい作品に出会った。
チェスの才能がある7歳の少年が父親の期待に応える為スクールに通い、コーチに戦略と勝負師としてのマインドを教えられながら、応援しながらも少年の優しい性格を蔑ろにされるのを心配する母、唯一の友人であるホームレスのチェス仲間との心休まる時間をすごし、少年の周りにいるさまざまな大人に影響を受けながら自分が大切にしたい事を見つめながらチェスの大会で奮闘していく実話を元にした物語。
この作品の良いところは、大人たちが少年の幸せを考えてアドバイスをしながら、そのアドバイスはエゴではないか？と反省し葛藤する様は人間味に溢れていて、視聴者が嫌いになる登場人物が居ないところ。
共感値がかなり高く、誰が観ても楽しめる作品だと思う、
