トノモトショウ

サムライのトノモトショウのレビュー・感想・評価

サムライ(1967年製作の映画)
3.0
この作品がフィルム・ノワールの傑作として成り立つのは、ニヒルな表情を崩さないアラン・ドロンと、パリの街並を透徹に映し出すカメラのおかげだ。物語そのものはよくある仁侠映画の枠を出ないが、淡々と仕事をこなすドロンがなんとも格好良い。