語り口が大胆なのにすごい優雅。そしてシンプルという。
光陰色彩や映像の質感もマイフェチズムにぶっ刺さった。
なによりアランドロンが上記の魅力全てにハマっていた。
無表情なのに少しフェミニンで物憂げ…
「侍ほど深い孤独の中にいる者はない。おそらくそれは密林の虎以上だ ――『武士道』より」
警察と依頼人の双方から追われる一匹狼の殺し屋。
パリの街がアラン・ドロンのカラーに染まるほどに、映画のトー…
クールでかっこよくておしゃれででもどこか間抜けでそんな主人公の話、すごい面白かったね、サントラも死ぬほどかっこよかったし、少しドライヴとかタクシードライバーに似てた、一つ欠点があるとするならあまり展…
>>続きを読む『サムライ』
Le Samouraï
1967
フランス・パテ
「銃を突きつけられて話はしない」
「ルールかい?」
「習慣だ」
殺し屋ジェフ・コステロ(アラン中ドロン)の物語。仲介者からクラブの…
異様にセリフの少ないアラン・ドロン、各カットが完全に切断されたかのような銃撃シーン、終盤の全く意図しないところからの襲撃などその後のあらゆる犯罪・ヤクザ・マフィア映画に影響を与えた演出が満載。メルヴ…
>>続きを読むアラン・ドロン演じるおバカで愛らしい殺し屋がほとんど喋らないのをいいことに、映画側が「冷徹さ」をつねに纏わせようとする。ラストシーンでようやくそのキャラクターをさらけ出すことを映画が許可したのだと思…
>>続きを読むほぼ表情のないアラン・ドロン。情婦に会ってもピストルを突きつけられても。階段を上り下り、路上や地下鉄を歩く歩く。動く歩道と最初に殺されかけた鉄橋?で走っていたような。密売人から序盤に拳銃を手に入れた…
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