ちはな

リトル・ランナーのちはなのレビュー・感想・評価

リトル・ランナー(2004年製作の映画)
3.8
『奇跡を追ってこそ 人生だ』

コメディタッチの感動ドラマ

14歳のラルフくん 父は戦死 母は入院中の孤独な少年
ですが 悲壮感はなく 厨二病真っ只中
カトリック系の学校に通う彼ですが 何かとやらかし校長に目をつけられちゃう始末
そして 思春期ですからねぇ 色々興味がある訳ですよ

ある日友人にプールの女子更衣室が覗けるっつー誘いを受け期待にいろんな所膨らませて行くわけです(〃▽〃)
そこで ナニをプール内で何して(ご想像にお任せします)大変なことに(◞‸◟ㆀ)
そんな持て余してるなら罰として クロスカントリー部に入れと言われ 走る事に
この辺りまでは コメディ色が強くまぁ 失笑程度ですが笑えます

その後 母が昏睡状態に
「奇跡でも起こらない限り目覚めることは無い」
ナースの言葉に じゃあ ボストンマラソンで優勝して奇跡を起こしてみせるーって頑張る話なんです
中学生のわりに純粋に過ぎるって思うけど 孤独な彼にはすがる物が何も無い
何も考えてない様に見えるけど 独りで必死に生きていたんだと思う

ヒョロっとした中学生が 奇跡を信じて頑張る部分より 実は 彼を支えてくれてる友達やガールフレンドや先生の思いに感動

ボストンマラソンのシーンは 自然と涙(*꒦ິ⌓꒦ີ)でした

果たして都合よく奇跡は起きるのか?

重すぎ ホッコリ系 ラストも爽やか
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