ちはなさんの映画レビュー・感想・評価

ちはな

ちはな

映画(937)
ドラマ(17)
アニメ(0)

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.8

格闘技苦手な私には胸熱ならぬ胸焼け

スイッチ入ったら歯止めがきかなくなる男の葛藤をジェイク・ギレンホールがムキムキな肉体美で好演

普段はめちゃくちゃ自制してるからギャップにやられちゃうわね

冷静
>>続きを読む

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.9

可愛いママとかっこいいパパ...
と思いきや パパが女になる宣言!

二人の娘の反応がそれぞれ違う

素直に受け入れる姉は可愛いが
戸惑いながらもパパを嫌いにはなれないしかといってetc.な妹のエマ
>>続きを読む

ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

3.8

簡単に言うと悲劇は新たな悲劇をうむとか
争うことでは解決しない的なお話
かといって傍観者でいいの?みたいな

メビウスの輪

ある意味人類っていつまでも同じ過ちを繰り返してるよね

丁寧に考察されてい
>>続きを読む

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

4.0

季節外れのXmas作品

ほとんどクリステン・スチュワートに見とれてたけど
酷い仕打ちの連続でなんかこっちまで悔しい気持ち
もう別れちまえって最後まで思ってた

そんなイライラをお姉ちゃんが和らげてく
>>続きを読む

愛する人(2009年製作の映画)

4.0

『大切なのは"血"ではなく共に過ごす時間』

出産はしたものの子どもを手放したひと
望んでいなかったはずなのに産むと決めたひと
妊娠できないひと
それぞれの選択はその時の状況によっても違ってくる訳だけ
>>続きを読む

淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.0

淪落(りんらく)=落ちぶれること

体の不自由な中年男性と彼に雇われる訳あり家政婦

全ての人と分かり合える訳では無いけれど
お互い歩み寄る努力が出来たなら多少のわだかまりは消えるはず

社会問題も織
>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.8

いや~かなりの胸糞の悪さ&理不尽

通り魔と同じやん

しかも
ちょいちょいこっちに話しかけてくるっていう演出
腹立つわぁ~ほんと腹立つ

裏を返せばよくもここまでのものを作ったなぁと感心するやら呆れ
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

swallowの意味を調べてみると納得

自分の生い立ちにトラウマがあるって辛いよな

どんなに言葉で愛してると言われても実感できなければ意味が無い

主人公の闇の深さより未来を信じたい

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.9

善意のバトン

純粋な子どもの発想ってところが良い
さすが名子役の演技

目に見える効果が無くても
何処かで役に立ってることってあるんだよな

本当に皆がこれを出来れば世界は変わっていくのかもしれない
>>続きを読む

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.3

漫画家を夢見る青年の空回り

勢いだけで突っ走っちゃってるけど本人は大真面目

関わる人達のキャラが濃くて
ビジュアルもインパクトが凄過ぎ
まさに漫画みたい

主人公が描く似顔絵だけでも見て笑って欲し
>>続きを読む

グッドナイト&グッドラック(2005年製作の映画)

3.7

デヴィッド・ストラザーンの渋さと存在感

実話ベースのモノクロ作品

ジャーナリズムとは?と改めて考えさせられる

「赤狩り」の知識はあった方が入りやすい

事実を淡々となぞる感じだけど
説得力あって
>>続きを読む

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

3.8

『私の方が上よ、クソ野郎』

思春期の女の子が容姿を悲観したり性に目覚めたりってところは誰でも共感できると思うけど
その先がちょっとぶっ飛んでる

15でセックスの良さを知っちゃったんだから仕方ないよ
>>続きを読む

アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

3.5

『不幸な事件は自分に起こるまで他人事だ』

不愉快にしかならんのだけど
なんか凄いの撮ったね

直視出来ない(いや 観たけど)
バイオレンスが生々しくてエグいのよ

出てくる男 結局クズだらけ

時系
>>続きを読む

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.8

『どうやって人を愛するか学んでいるところよ』

ケイト・ハドソン
スポーツ刈りだよ

ポップなのかと思いきや
なかなかヘビーな状況

アルコール依存症×自閉症の姉妹
良き隣人達に感謝だよ

ミュージ
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

煩わしさが愛情だと分かるのはいつだろう

不満もあるが夢も希望もある

恋に恋したり
算盤尽くで友達選んだり
自己中なクリスティンを見てイライラする人も当然だけど
共感する人も変じゃない
こういう経
>>続きを読む

愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.0

私だっていろいろ経験してみたい!って思ってる14歳の女の子が空回りする話

大人としては
そんなに慌てなくてもいいのにって思うけど
ちょっと背伸びしたいお年頃
分からなくもない感情だ

主人公が絶妙に
>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.4

ヴィンス・ヴォーン 相変わらずでけー

大っきいおじさんの女の子走り見れて面白かった

コメディもホラーもどちらも程々って感じ

私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.5

『怖いのは死じゃない
見捨てられること』

イタイおばさんの片思いの話かと思いきや
そんな単純な話ではなかった

嫉妬や欲望や執着
ほんと自分も気をつけようって思わされる

ジュリエット・ビノシュ
>>続きを読む

清作の妻(1965年製作の映画)

3.8

人間のあらゆる感情が剥き出し

○○が故の○○
丸には色々な文字が入るって感じ

欲なのか愛なのか

しかし こんな時代を経て今があるの感慨深い

慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ(2014年製作の映画)

3.2

ゆったりと流れる時間の中での不思議な出来事と出会いと別れ



生きている限り 必ず『死』はつきまとう

後悔しない生き方をしなければと諭されたような感覚

寂れた田舎町の茶店が落ち着き癒される

>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.9

実話をもとに系の
記者とテレビ司会者の交流の話なのだけど
記者の家庭の揉め事より
ロジャースさんの生き方に興味津々

ちゃんと覚えててくれる人
気にかけてくれる人って本当に貴重だと思う

常に真摯に人
>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

アメリカ大統領の息子と英国王子が××しちゃうっていうとんでもない設定

しかしこれが侮れない素敵な関係

おふたり共『立場』が尋常じゃないですからね
気軽にカミングアウトは難しい訳よ

戸惑いながらも
>>続きを読む

僕の特別な兄弟(2018年製作の映画)

3.5

何処までが実話なのか分からないけど
学のある身体障害者と水泳が得意な知的障害者
弱いからこそ助け合う
本当になかなかない特別な関係

確かに利用する方とされる方に見えてしまうかもしれない
けど生き甲斐
>>続きを読む

ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.5

泳げない男達の悪しき習慣

常にどんよりとした空
不穏な空気
狭いコミュニティ内で起こる揉み消し事件

声を上げてもあんな簡単にもみ消されちゃうなんて
必死で頑張るより見限って
自ら出ていって環境変え
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

林檎🍎はないわぁ~
そうそうキュウリ🥒でってオイ!

そこに愛はあるんか?って問いたくなるような出来事
結果男達を虜にするベラ

それぞれの欲望がむき出しで
いろいろ強烈でしたわ

ベラの成長物語とも
>>続きを読む

BULLY ブリー(2002年製作の映画)

3.0

実話をもとに系

短絡的でいかにも子供の所業
やったことは大罪だけど

とにかくみんなまともじゃない

自分を傷つける人とは距離をおかないと
変な執着は揉める原因なる

マイケル・ピット出てた

メタルヘッド(2010年製作の映画)

2.9

思ったよりヘビー🐍な話だった

ヘッシャーはいい人…では無いよね?
ヤバすぎるもん
ぶっ飛び過ぎてて迷惑でしかない
不幸な少年TJもいい迷惑だったはず

なんか無理矢理「雨降って地固まる」的な終わり方
>>続きを読む

蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.8

『24』の娘と
『スーパーナチュラル』の弟と
パリス・ヒルトン

蝋人形ってこうやって作るのかぁ…って違うわ!

クライマックス見応えあった
蝋だからね
でろんでろんのぐちゃぐちゃのとろとろです

>>続きを読む

ウソツキは結婚のはじまり(2011年製作の映画)

3.8

『サボテンの花』のリメイクだそうで

ラブコメ久しぶりに観たけど
丁度いい

笑いあり ドタバタあり 変なキャラの友達あり 子供たちのおふざけあり ほっこりあり

ジェニファー・アニストンも
アダム・
>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

淡々としているけれど
とっても深い話だった


忘れてしまいたいことと
ずっと覚えていたいこと
生きている限り今を生きること

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.9

いろいろ言っちゃいけないやつなんだけど
邦題から想像するのとは違うストーリー

何が秘密なのか?の展開に引き込まれていく

とにかく おとん不死身過ぎん?

あと最後は私もドクターと同じ意見よ
そこま
>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.3

イヌが唯一の支えな訳だけど…

金銭的にも精神的にもどんどん余裕が無くなっていくウェンディの様がリアル
お涙頂戴ものって訳じゃなく只々リアル

少年のようなミシェル・ウィリアムズが痛々しくてね

戻る
>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.8

『母親を探しにいって父親を見つけた』

キリアン・マーフィが素晴らしくよかった

瞳の美しさも然る事乍ら
メイクしたら本当に可愛くて
元々そっち系の方なのかと思っちゃうくらいハマり役

様々な出会いと
>>続きを読む

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.7

身長(168cm)は他でカバーすると豪語する一見勝ち組の主人公

裏の顔は絵画泥棒なのだけど
愛する妻のため
いや妻の愛を繋ぎ止めるために実は必死

一人の男の出現でなかなかにヘビーな展開へ
落ちぶれ
>>続きを読む

ホームレス ある家族の選択(2020年製作の映画)

3.5

赤ちゃん連れた若い夫婦が詐欺にあいどんどん落ちてゆく話

怖い
悪い事ばかり重なってゆくストーリー
どうにか立て直したいと思うけれど行動は反比例みたいな
葛藤しながらもギリギリを生きてる感じが生々しか
>>続きを読む

売られた女 セックスの代償(2021年製作の映画)

3.2

エロとグロと悲劇

既視感は否めないストーリーだけどフィリピン映画って馴染みがないからちょっと新鮮

どう考えてもママ鬼畜の所業

>|