シネクスー面白映画発掘人

ドニー・ダーコのシネクスー面白映画発掘人のレビュー・感想・評価

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)
2.0

タイムスリップものかつ、難解難解いわれてるので
コレは観てみなくては!と手を出してみる。

ミッション8ミニッツ、ナイトクローラーの
ジェイクギレンホール主演作。実の姉が役でも姉役で出ている。



一見要素がバラバラで何が起こってるかわからないストーリー展開。
作中に出てくる『時間旅行の哲学』という補足を読むか、
ディレクターズカット版をみて、公式見解で内容がつながる構成。
監督のリチャードケリーが低予算ながら26歳で撮り、
いくつもの解釈ができるように作ったと語る作品。



個人的には結構大好物な部類と思って手を伸ばした作品なんですが、
不思議とあまり惹かれなかった作品。
もっと見返さなきゃ面白さわからんのだなぁと思いつつも
鑑賞後に調べないと全く触れられてない部分が結構多かったからかなのか
思ってたよりピンとこなくて。
かなり好き嫌い別れそうな作品なのかなーと思いつつ、
可もなく不可もなくって感じでした。

いや、観てる間はどうなるどうなると惹き込まれてたし、
飽きずに観ることもできた。色々解釈ある映画は大好きだし、
アレがこうだったのかー
みたいな伏線を色々読んで確認できたのは結構面白かった。

なんですが、なんかヒト呼吸置いて振り返って、
思ってたよりグッと来なかったというか、
なんか腹落ちしきらなかったというか。
観たときのコンディションもあったんでしょうが、
少し観客側に振りすぎてるような、
揺るぎないロジックがもう少し欲しかったような
そんなバランス取りたいような気持ちになりました。

主宇宙・接宇宙の概念や未来人の策略的な話が
もっと汎用的で普及してる考えだと納得感増したのかなとか思ったり。
同じストーリーでもモット別のまとめ方で観てみたい気もしました。
(そうなっちゃうと逆にせっかくのこの作品の良さがなくなっちゃうか)

とか言ってまた別の機会に観たらめちゃ好きになってる作品かもだけどw

そう思うと結構適当な文章を気分で書いてるなーと思いつつ、
そこが映画の面白いところだなーとも思うところです。