マイノリティ

あぶない刑事のマイノリティのレビュー・感想・評価

あぶない刑事(1987年製作の映画)
3.5
大人気刑事ドラマ「あぶない刑事」の劇場第一弾です!

横浜港署の刑事、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)が凶悪犯に挑むアクションありコメディありで、とても楽しく鑑賞しました!

正に"昭和の映画"って感じで、コンプライアンスなんて
関係ないねっ!

今作の見所は必ず二人で犯人を追う、タカとユージですが、意見の食い違いから別行動する所でしょうか。

あと浅野温子扮する薫に危険が迫ったり。

ベンガル扮する"落としの中さん"が木の実ナナ扮する松村課長に"落とされ"たり。

ユージの華麗なダンスもあったり。

とにかく盛りだくさんです!

個人的に好きなシーンは、重要参考人の女を乗せた車の中でタカとユージがそれぞれ飲み物を「飲む?」と差し出します。
(タカ、ポッカコーヒー)
(ユージ、ポカリスウェット)

断られ、仕方なく二人が飲もうとするのですが、二人共首を傾げ、交換して飲む。
というシーンです。

これは当時二人がCMしていた商品で、館ひろしはポカリスウェット、柴田恭兵はポッカコーヒーです。

こう言ったユーモアがちょこちょこあります!

余談ですが、今作の監督、長谷部安春の実の娘、長谷部香苗は近藤課長にお茶を運ぶ"瞳ちゃん"です。
タカとユージのアクションシーンも勿論満載です!

トオル(仲村トオル)は相変わらずアホです!

近藤課長、(中条静夫)中々粋な事します!

松村課長、頼りになります!

爆破シーンなんかも、かなり派手です!

まだまだテレビに力のあった時代に生まれた刑事ドラマのバディ物の劇場版とあって、退屈せずに何も考えず楽しめる作品です!