agasa

ゴルゴ13 九竜の首のagasaのネタバレレビュー・内容・結末

ゴルゴ13 九竜の首(1977年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

千葉ちゃん版のゴルゴ13の実写版。千葉ちゃん主宰のジャパンアクションクラブから志穂美悦子が出演していたのでヒロイン役かと思いきや女刑事役で麻薬シンジケートの奴らに拳銃で撃たれたり、天井から張り付けにされて火のついた葉巻を押し付けられたりと散々な目に合い、最後にまた撃たれて早々に殉職してしまうという志穂美悦子の無駄遣いには志穂美悦子ファンの俺にはガッカリでした。
原作の漫画も古本屋やコンビニで買い漁って読んでいた時期もあったりしてゴルゴ13のあるあるシーン(行きずりの女と寝る、武器の調達は昔からの馴染みのオッサンに頼む、殺しを依頼して来た奴が嘘をつくとめっちゃ怒る等)が再現されてたのは良かった。
ただ、一つ許せなかったのは劇中に何度か登場する子供達に簡単に背後を取られ過ぎだろ、ゴルゴよ。いや、デューク東郷よ。まぁ、背後を取られたのは百歩譲るけど、せめてよ、いつもの調子で、「俺の背後に立つな!」って言って、子供だろうが容赦なくブン殴れや。ちょっと人間らしいとこ出してんじゃねーよ。ただ、そんな俺の気持ちを代弁してか、しつこいぐらいにゴルゴ13を追っていた熱血刑事がラストにブン殴ってくれたのでちょっとスッキリしました。
他にも鶴田浩二は何で眼帯してんのとか突っ込みどころはあるけれど、アクションシーンが多めで結構楽しめる作品なので、オススメです。
agasa

agasa