100人の人間がいたとして、99人が赤い花だと言う「それ」、自分にはどうみても「それ」が青い果物ナイフにしか見えない。
あなたなら、「それ」を青い果物ナイフだと99人を前にして言えるだろうか。
もし言えば、変わり者、変人、病人、そういった腫れもののレッテルを張られ、孤立は避けられない。
もしあなたが、それでも自分は嘘をつきたくない「それ」のことを見えているままに言いたいとして、それでも構わない生き方を選んだとする。その孤立にも強くあれたとして。
そんなあなたが、恋をして、好きになってしまった人が、
「綺麗な赤い花だね」
そう言ってあなたに微笑んでくれた時、あなたは何を思うでしょう。
何て言葉を返すでしょう。
その孤立を、あなたならどうしますか。
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