西原さんの半生。
『女の子が〜』を読んだりなどして、その振り回され人生を少しは知っていたつもりだったけど、こうして映像で観ると実際にダイレクトにそれが伝わってきた気がする。
夫、鴨志田さん。アル中からの末期癌。
子供の可愛さが唯一の救い…
映画としてうまく美談になっていたので感動する人も多いのだろうなーと思った。
しかし私は西原さんの上記エッセイとか、「最後の授業」ドキュメンタリーとかで、彼女の生の声を聞いてしまっているから、生々しくて涙なんかとんと出なかった。
特に、鴨志田さんとの結婚の件なんか、
「中◯しされてデキちゃったので結婚します」って出版社に伝えたそうですので（ご本人口調そのまま）、映画でもそのセリフ出てきたらかなり気まずいぞ…！と思ってヒヤヒヤしながら観てました。
セリフなくて良かったです。
一つ良い考えをもらった。
水平線を見て、空との境目、濃い青・藍色になっているところに、亡くなった人がいて、待っていてくれているらしい。
西原さんは、そう思うと死が怖くなくなったんだと。
亡くなった人のこともそんなに悲しくなくなったんだと。
その考え、私もいただこうと思った。
良いですよね。
しかし元夫婦の共演…喧嘩別れしてたら難しかったでしょうね〜👫ヨカッタヨカッタ（？）
