しじみ

ロミオ&ジュリエットのしじみのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.6
大学の講義の中で鑑賞。ただの現代版かと思いきや割とすごい。シェイクスピアの原典の台詞をそのまま使って、現代風を作り上げている。今はもう使わないような表現がされていたり、言葉が使われていたりするので、かなり不自然なところもある。でもそれを聞くために見ても面白いと思う。
あるシーンでは、拳銃のシリーズ?名が「ソード(剣)」であるという設定にすることで、原典の表現を変えずに現代風にしているらしい。他にも、ラストシーンでは台詞の内容は変えずに、順番のみを少し入れ替えることで、結末を少しだけ幸せな方向に変える工夫がされている。ほんのちょっとの救いなので、悲劇であることに変わりはないけど。
小説や他のロミオとジュリエット映画と比較しながら見たい。
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