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ロミオ&ジュリエットのArkのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.9
2023-18
ヴェローナ・ビーチで最も権力のある二大マフィア、モンタギュー家とキャピュレット家は抗争が絶えず、対立が続いていた。そんな中、モンタギュー家の一人息子ロミオは、親友マキューシオに誘われキャピュレット家で行われる仮装パーティーへ。そこで出会ったジュリエットと運命的に恋に落ちる。しかし2人は、互いが敵対する家の者であり、この恋が許されないものであると知る。


有名なシェイクスピアの作品。
時代を現代に変え、しかしセリフは原作そのまま。アロハシャツ、銃、ヘリコプター、色んなものが現代のものなのにセリフだけ古めかしいので少し違和感がある。
なんかハムレットのセリフ回しに似てるような……とか思ってて、遅ればせながらどっちもシェイクスピアだからだと気づく。ハムレットを読んでると思えば、妙な話し方も割と簡単に受け入れられた笑 もし読んでなかったら、古い話し方が意味不明だったと思う。

いやぁ〜若い時のディカプリオの王子様感すごいねぇ〜。撮影時は21歳くらい?今とは違って線が細いイケメン。白シャツ似合うなぁ。“あっちの筋”の人が着そうなペラペラのアロハシャツを直に着てても似合うなぁ。多分世界中の女性をメロメロにしてた全盛期の頃かな。イケメンなせいでところどころセリフが耳に入りませんでした笑笑

悲恋の物語ということだけど、確かに悲しい話だね。計画が上手くいっていれば、あの時友達に見られなければ、2人は死なずに済んだはずだからね。2人を殺したのは愛?いや、その前に両家の親が悪い。愛するが故に死に導かれてしまうのはあまりにも悲運だ。
最後のシーンは「ジュリエット早く起きろー!」って思った笑 2人とも死ぬのは知ってるのに……笑
でもさ、死ぬには最高の綺麗な場所で、隣には愛してやまない人がいて、自分の意思で死を選ぶなんて、悲しいけど最高の死に方だと思うんだ。

1度目が合っただけであそこまで恋に溺れられるのがよく分からないけど、あんなに一途に想い合えるといいよね〜。

ビーチでの争いのシーンで、ロミオのシャツの襟に付いた血が次のカットでは消えてたり、なかった血が付いてたりしたのが気になった。ビーチではなかった傷がいきなり出現したり。雑にせずにその辺もしっかりよろしく頼みますよ〜。

エッチなシーンでも必ずジュリエットの胸と下を巧みに隠すところに好感しかない。
ブチ切れロミオの気迫に驚いた。
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