前作から主演と一部キャストも交代。
クライマックスで一定の感動はあるものの、ハッキリ言って待たせすぎ。石橋貴明の濃いキャラクターがなければ記憶にすら残らない残念な続編にすらなっていた可能性大。
〈感想〉
いやぁ『メジャーリーグ』は1作目がやっぱり一番面白いですね。
本作は石橋貴明が出演したことで、日本人にはより馴染みが強い作品となっているかと思いますが、前作の主人公ジェイクからリッキーが主人公にシフトしたものの、彼のぶつかった壁からの復活があまりにも長すぎて作品としては途中で飽きがきます。
しかも前作でコメディ的にはキャラとして大きく貢献したウィリー・メイズ・ヘイズがウェズリー・スナイプスからオマー・エップスに変更。大人の事情はあるのでしょうが、キャラだけでなく設定も色々変わってしまい気持ちがついていきません。
まぁタカさんの存在のおかげでところどころメリハリが効いていて楽しさも感じられるんですけど、タカさんの出番思ったよりも少なかったなという印象。
何よりも解せないのはエースピッチャーであるリッキーがスランプに陥っているというのにチームが最終的にワールドシリーズに進んでしまうということ。
他のピッチャーってどんな選手がいるのかイマイチ掴めないので、勝ってるのが不思議なんですよ。メジャーってそんなに甘くないぞと。
〈キャスト〉
リッキー・ボーン(チャーリー・シーン)
ジェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)
ロジャー・ドーン(コービン・バーンセン)
レイチェル・フェルプス(マーガレット・ホイットン)
ルー・ブラウン(ジェームズ・ギャモン)
デューク・テンプル(スティーブ・イェーガー)
ペドロ・セラノ(デニス・ヘイスバート)
リン・ウェルズ(レネ・ルッソ)
ウィリー・メイズ・ヘイズ(オマー・エップス)
タカ・タナカ(石橋貴明)
ニッキー・リーズ(ミシェル・バーク)
レベッカ・フラネリー(アリソン・ドゥーディ)
ルーブ・ベイカー(エリック・ブラスコッター)
ジャック・パークマン(デヴィッド・キース)
ハリー・ドイル(ボブ・ユッカー)
モンティ(スキップ・グリッパース)
ジョニー(ランディ・クエイド)
※2022年自宅鑑賞183本目
