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サラの鍵のriiのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
5.0
「彼らに数字ではなく顔を与えること」
ドイツの占領下にあったフランスでのホロコースト。

「縞模様のパジャマの少年」もそうだけど子どもにフォーカスしたナチ映画って衝撃的で残酷。
弟の変わり果てた姿を見てしまったサラの心の傷は大人になっても癒えることは決してない。戦争が終わっても結婚してもユダヤ人であることを隠して生き続けなきゃならない。どんなに過酷で辛かったことだろうか。
話が進めば進むほど比例して悲しい気持ちが増していく。
ひたすら悲しい。
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