yuricotti

サラの鍵のyuricottiのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
4.4
ずっしり。もし過去の映像だけがずっと続いていたら立ち直れなかった。。
でも幼少期のサラには魅了されっぱなし。彼女の冒頭の笑顔と事件が起こってからの怯えた顔が忘れられない。

ジャーナリストのジュリアと一緒に過去の事実を知っていく感じ。
事実を知るということには代償がある。
でも知らなければならない。
同じ人間が人間として扱われなかった人間の恥じるべき過去。
命の尊さ。
多くの人があの2人の若者のように傍観者である事実。

本当に色んなことがずしんときました。

そして全てを知ったジュリアの選択。
ラスト、事実を知り人生が変化した者同士が手を繋ぎ見つめる先の後ろ姿の女の子。
溜めていた涙が溢れます。
過去のサラのおかげてこの世に産まれた現在のサラには幸せになってほしい。

ジュリアの旦那はクソハゲ。
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