1996年の映画だから、もう20年も前の作品なのね
ずーっと、観よう観ようと思いつつ何かしらでタイミングが合わず
ずーっと、今まで観る機会がなかった本作。
でも当時、CHARA好きなお母さんがYEN TOWN BANDのCDを持っていて
今でもたまに、音源だけは聴いたりしている
やー、これは、今のわたしが観て正解。
20年前…もしくは10年前でも…観ていたとしても一切チンプンカンプンだったことでしょう
というか、むしろ、今観ても完全に理解したわけではないけれども
なにこれ、涙が止まらなかった…最高ですね、岩井俊二監督!
岩井俊二監督作品は、それこそほっとんど通っていなくて
記憶にある限り、花とアリスくらいか?
観たい作品は数作あるんだけれど…何故かタイミングが合わない
話はズレたけれども本作、多分これは内容そのものには深い意味は無い
ストーリーそのものに、メッセージ性が無い。
スワロウテイル=アゲハ蝶
結局、蝶々を捕まえたんだか、捕まえていないんだか
羽ばたきたいのか、羽ばたけないままなのか、既に羽ばたいているのか
考えれば考えるほど、色んな憶測が飛び交いそうだけれども
わたし的には、その点は全くどうでも良くて、ハ?って感じ。
だから恐らく、何のメッセージ性もないんだと思った。
でも、そこがこの映画の良さで、わけも分からず胸が苦しくなって
気付けばもう号泣ですよwなんじゃこりゃw
観る側の心を、1シーン1シーンの映像と音(セリフや音楽、その音響すべて)で揺さぶってくる
視覚と聴覚がフル稼動です
2時間以上ある作品なので、ダメージもその分大きい(; ^ω^)(^ω^ ;)www
これはもう、観るタイミング考えなきゃダメね
でもまた観たい、何度も観たい、と思う。
CHARA、三上博史、伊藤歩、江口洋介、渡部篤郎、桃井かおり、大塚寧々…
これだけのキャスト陣、間違いなく賛否両論激しいでしょ。
私にとっては、名画ですね。
お風呂でシャワーずっと出しながら、しばらくずっとボーッとしちゃった
気付いたらCD引っ張り出して、YEN TOWN BAND をかけてる…なう!
重症だーw
そうです、私なりに受け取ったこの映画のメッセージ…
『私達が生きるということ、その命そのものには全く意味がない。夢なんて描くな。希望なんて持つな。運命なんて産まれた瞬間に全て決まっているのだから。人の命、全ては平等だなんて嘘だ。所詮、下衆は下衆であり貴人は貴人。』
ピース要素もハッピー要素も一切ないw
ただそれが悪いとかではなく、もちろん良いというわけでもなく。
ある意味、観ることが自傷行為的な感覚。
これだから映画はやめられない!
あー、今夜眠れるかなぁ(; ^ω^)(^ω^ ;)www