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グラスハウスのRのネタバレレビュー・内容・結末

グラスハウス(2001年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2001年のアメリカの作品。

監督は「The Lottery」のダニエル・サックハイム。

あらすじ

両親を交通事故で亡くした女子高生ルビー・ベイカー(リーリー・ソビエンスキー「ブランデッド」)は義父母となるグラス夫妻に引き取られるが、やがてルビーは夫妻の言動に不信を抱き始める。

Netflixにて、無作為に目をつぶってマイリストから選んで(マイリスト・シャッフル)。

一瞬、主演がジェニファー・ローレンスかと思いきや、そうじゃなかった。リーリー・ソビエンスキーという女優さん。なんというかジェニファーとジョディ・フォスターを足して2で割ったような子だなw

そんなリーリーちゃん演じるルビーと弟で日本ゲームのヘビーユーザーのレット(トレヴァー・モーガン「血と銃 BROTHERHOOD」)が引き取られた先は豪奢なガラス張りの豪邸というところから話が本格的に動き出す。

また、この豪邸の主人であるグラス夫妻を演じたのが、見るからに悪いこと顔なステランド・スカルスガルド(「DUNE/デューン 砂の惑星」)とアカデミー主演女優賞ノミネート経験もある演技派ダイアン・レイン(「セレニティー:平穏の海」)というから見るからに怪しい!

ただ、この夫妻、確かに怪しいんだけど近年の作品に多い、人間味の薄いただただ不気味というよりかは借金まみれだったりヤク中だったりと割と人間味のあるダメ人間として描かれるところが逆に新鮮。

事あるごとに借金取りにヒデブされる現場やラリってるところをルビーに目撃されて、更に不信感を抱かせる。

いや、なんつーか爪が甘いよ!!

あと、こういう作品でありがちなバレるの?バレないの?サスペンスが展開されるんだけど、そこもガードゆるゆる。

そこにいるんだな!気のせいか…的な展開でルビーが窮地を掻い潜る場面が多くて、なんだ、割とちょろいなって思ってしまった笑。

ただ、旦那のテリーに関しては終盤崖から落ちて負傷しながらも這い上がって一矢報いようとするなど殊勝な面も見られるなぁ。

あと、ダイアン・レインの死顔不気味過ぎ!!一晩であんなになっちゃうの!?

サスペンススリラーな作品ながら、そんな感じでグラス夫妻があんまり怖くないもんでスリリングさの面では薄い作品でした。

あと、弟がすげーゲーマーで夫妻からプレゼントされた「サルゲッチュ」を夢中でやってたり(初代PS!時代性も感じる!)。なかなか起きないのでルビーが釣った言葉が「ドラゴンボールのゲーム、早朝売りに出されるってよ!」で速攻起きたりと、事態に反してすげぇ微笑ましくて癒された笑
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